管理人のねこです。
最近は、都知事選の話題で持ち切りなんで、アメリカ大統領選の話って全然聞きませんが、さっきトランプ氏の名前を見つけて、今度は副大統領候補にも注目が集まってるってことを知ったんですよね。
下院議員から知事になったっていう経歴の持ち主なんだね
<米大統領選>トランプ氏、ペンス氏起用へ…副大統領候補
ヤフーニュースより
ほい、でやっぱこの人の名前は出てくるんですが、要はトランプ氏が、マイク・ペンス氏なる知事の方を副大統領候補に起用する考えを示したってことなんですよね。
元々アメリカの政治は全然詳しくないわたしは、マイク・ペンス知事って言われても・・・状態だったんで、まずはプロフィールやこれまでの経歴、あと顔写真を簡単に調査してみました。
マイク・ペンス(1959年6月7日 -)は、アメリカ合衆国の政治家。所属は共和党。連邦下院議員(2001年 – 2013年)を歴任。在任中に連邦下院予算委員長。2013年よりミッチ・ダニエルズの後任としてインディアナ州知事就任。
Wikipediaより
ほい、で正直Wikipediaはあんまり期待してなかったんですが、「マイク・ペンス」で検索したら、普通に彼のWikipediaは存在して、上記記載が見つかった感じでした。
なるほど、下院議員に12年くらいいた経歴があって、そここの予算委員長からインディアナ州知事に就任って感じでどんどんどんどん大物になりつつ、今にいたる感じの共和党の議員ってことですか。
Wikipediaの記述はかなり短めだけど、まさに生粋の政治家って感じの経歴なのが伝わってきました。
トランプ氏が今70歳だったはずなので、1959年生まれで今年57歳の計算の彼は、一回り強年下ってことですか。
こりゃトランプ氏が当選して、彼が副大統領になるようなことがあれば、ゆくゆくマイク・ペンス氏自体がアメリカの大統領になっちゃう可能性も、ゼロではないんだろうな~なんて思いました。
あ、そうそう!
であと、個人的に彼の顔写真も気になったんで、確認しましたが、これは普通にWikipediaにもついてました。
まぁ、政治家っぽいっちゃ政治家っぽいですが、服装がラフな感じってのもあってか、どこか庶民的な感じも感じたし、見た目だけ見た限りだと、笑顔も優しくて温厚そうな感じの人だな~っていう印象でしょうか。
トランプ氏にコネがあって推薦されたとかってことなんかな・・・?
あと、どうしても確認したいなって思ったんが、このマイク・ペンス知事とトランプ氏の関係なんですよね。
単にウマが合うとか、政策上の意見が一致してるとか、そういうことなのかもしれませんが、あんな大統領候補として固い人に、副大統領候補として推してもらえるってなると、なんらかの関係があるんじゃ・・・?って気が、しなくもないので。
ペンス氏の起用は、トランプ氏の弱点である行政・政治経験を補い、党主流派との信頼を構築し、保守層にアピールする狙いがある。
ヤフーニュースより
なんで、関係についても確認してみましたが、こちらは特に仲良しだったり、古い友だちだったり、あるいは親戚だったりってことはなく、トランプ氏みたいな攻めの姿勢が強い政治家、人柄を嫌うであろう保守的な人たちを取り込もうっていう政治的な意図があってのことだそうですね。
(実際テッド・クルーズ上院議員が撤退する前は、トランプ氏よりも彼を支持する側にいたそうだし、特に特別仲が良いってことではないみたいです。)
ねこの感想
クリントン氏かトランプ氏かって感じの状況なのは変わらないんで、トランプ氏が当選すれば、アメリカ国内だけでなく、世界的な知名度が一気に上るんだろうな~。
写真の印象もそうだし、副大統領候補に選ばれた理由(トランプ氏に足りない保守的な考え方を、政権内に補う)から考えても、かなり温厚なタイプの政治家に見えるんで、もし彼が当選した時は、意図どおり、うまくバランスをとってくれる存在になると良いですね。
マイク・ペンスが共和党の副大統領に起用されると決まったようですね。
ティーパーティ党(ネオコン)はリバタリアンであるコーク兄弟出資の元に動いています。ティーパーティはトランプを支持していますが、副大統領にもコーク兄弟繋がりのマイク・ペンスを起用。
トランプを支持する共和党が、富裕層新自由(勝手)主義(リバタリアン)を軸に据えているのが明らかになりました。
元レーガン政権は「小さな政府」をスローガンとして掲げるリバタリアン陣営によって運営されていましたが、それによって現在の超富裕層によるプルトクラシー政治が固まり、超格差社会へと突き進みました。
共和党トランプ・リバタリアンによって、どのような政策を行おうとしているのか、これまでのリバタリアン富裕層政策をみれば明らかなのですが・・。今でこそ庶民にとって耳障りのよいトランプの政策はこれまで二転三転しており、政策の詳細は無く、またヒラリーと共に米国内のタックスヘイブンを利用しており、本人の税金申告書も公開していない中、超富豪優遇を解消するでしょうか。
レーガン政権中に行われたこと
■企業オーナー(富裕層)を優遇し、労働組合を弱体化、または潰した
■所得税減税政策により富裕層が益々金持ちとなった
■個人投資家と企業に減税恩恵がある減税制度を作り、投資を行わない低
所得者が貧困となる格差社会へ移行
■社会保障削減。医療給付費削除と民間企業への移行
(その結果、民間医療保険会社と医療機関(病院グループ)による市場独占、、価格カルテルによってぼったくり治療費、富裕層による投資により更に価格高騰、莫大な医療費負担が米国民にもたらされた。国民の破産原因の第一位は医療費)
■庶民の命綱である年金制度を企業年金負担に移行しながら公的年金の支給開始年齢の引上げを実施。また貧困者援助計画が廃止縮小された
(労働組合が潰れ企業年金が受給できず、年金受給年齢が上がったため格差が広がり、さらにインフレによって庶民の貧困は広がった)
■軍事費の拡大(国民の税金はこちらに振り向けられた)
■規制緩和によって政府規制緩和作業部会(議長:ブッシュ副大統領)を作り、自動車関係環境・安全規制の緩和、鉄鋼業の大気汚染規制緩和、放送事業の認可等に関する緩和、金利自由化、預金の許可等銀行業務拡大、航空運輸業の規制を担当する政府機関(CAB)を廃止。
環境汚染と超資本主義国家へ。規制緩和の結果、合理化が徹底的に行われ規制緩和された産業では例外無く労働者の首切りで総失業者は1,100万人、賃金引下げ、低賃金維持のための非組合員の雇用の拡大。そして寡占体質の再編成。市場モノポリー化が進み、金融引締め計画による中小企業の廃業また統合され、大企業が市場を独占し価格カルテルを推し進めた(富裕層による独占化)
マイク・ペンスとコーク兄弟のリバタリアン繋がりを暴いている記事は欧米では沢山あるので調べてみてください。