管理人のねこです。
今日、髪を切ろうとして、バリカンを使おうと思ったら、なんと電池が切れてるではないですか!
アルカリの乾電池なのですが、ほかの時計とかの製品に入れてみても、確かに動かなくなるので、電池側の故障であることは間違いない状態なわけです。
要は電池を取りかえればいいだけなのですが、残念ながらアルカリの同じ大きさの電池が家になく、困惑・・・。
- 髪を切るのを明日以降にするか
- ダッシュでもう一度外に出て、乾電池を買いに行くか
っていう選択に迫られたわけですが、そこでふと目についたのが、マンガン電池!
画像出典元:Wikipedia
あの、
- この電池、今は全然見なくなったけど、どこで売ってるんだろ?
ってくらい、見なくなった、あの電池ですね。
いつ買ったものかはちょっと覚えてないけど、でも確かに電池切れになったアルカリ電池と同じサイズのものがちょうどあり、バリカンの裏の電池のところにはめてみても、ピッタリおさまるではないですか!
- え、これで動けば大丈夫だよね?
って思い、スイッチを入れようとするも、
- いや、でも、アルカリ+マンガンの組み合わせで、電池を併用する使い方なんて、聞いたことないぞ・・・
- これで動かして、バリカンが壊れでもしたら、逆に余計な出費をすることになるし・・・
- それに、こうやってアルカリ電池とマンガン電池を組み合わせて使うのが、危険だったら困るし・・・
って感じで、思いとどまったわけなのですが、これら二つの電池の違いって、普段意識してないものの、普通に気になることだと思うんですよ。
なんで、
- アルカリ電池とマンガン電池の違いは何なのか?
- 二つの電池を組み合わせて併用しても良いのか?
っていうあたりを、確認してみることにしました。
アルカリ電池とマンガン電池の違いを調べたよ!
アルカリ電池は、パワーと持久力のある乾電池です。
ここぞという時に長い時間、パワーを保たせたいなら、
アルカリ電池が最適です。
ただ、マンガン電池に比べて高価ではあります。
timekomi.comより乾電池の中ではごく一般的な種類で、円筒形(単1 – 単5)、角型 (006P) など、各種の形状が生産される。アルカリマンガン乾電池(アルカリ乾電池)に比べると容量が少ないが、しばらく休ませると出力を回復する性質を持つ。
Wikipedia(マンガン電池)よりアルカリ乾電池は
パワーがあり、長持ちです。大きな電流を必要とする機器に向いています。
例)CDプレーヤー、MDプレーヤー、強力ライト、ミニ四駆 などマンガン乾電池は
休み休み使うと、電圧が回復するという特徴があります。小さな電流で休み休み使う機器に向いています。
例)時計、懐中電灯、リモコン、携帯ラジオなど
www.baj.or.jpより
で、
- アルカリ電池 マンガン電池 違い
とかで、軽く調査してみた結果が上記!
アルカリ電池とマンガン電池の違いとして代表的なのは
- パワーの強さ(アルカリ電池の方が強い)
- 内部構造や材料
- 値段(アルカリ電池の方が高い)
っていったあたりで、一番の要点としては、
- アルカリ電池はパワーのある電池
- マンガン電池は休み休み使うのに適してる電池
(あるいは時計のように、微量の電力を継続的に使用する機器へ使用する電池)
ってことになりますね。
いや~、こんなの全然意識したませんでしたわ。
アルカリ電池を使うべきところに、マンガン電池を使ったりはしてないけど、時計のリモコンも、たしかアルカリ電池を使用してるはずなので、これは特性から考えると、少しおかしなことをしてることになりますね。
しかも、一般的に値段はアルカリ電池の方が高値だって言うんだから、これは管理人の大嫌いな無駄な出費をしてることになります・・・。
公称電圧 1.5 V
Wikipedia(アルカリ電池)より
公称電圧 1.5 V
Wikipedia(マンガン電池)より
あと、中身の素材や内部構造は違うってことではありますが、電圧が1.5Vっていうのは共通だし
- プラス極:二酸化マンガン
- マイナス極:亜鉛
っていう、電池の両極に使用してる金属の種類も、マンガン電池、アルカリ電池ともに共通だってことなんで、その意味では似てるな~って思いました。
アルカリ電池とマンガン電池の併用と互換性については?
あ、で、違いばっかりに目が言ってて忘れてたけど、今日本当に確認したいのは、
- アルカリ電池とマンガン電池の併用・互換性
についてなのです!
なんで、
- アルカリ電池 マンガン電池 併用
とかで、これら二つの電池の組み合わせの互換性についても確認してみたところ・・・
Q.アルカリ電池とマンガン電池を一緒に使ってはダメですか?
A.危険です。
「同じ種類銘柄同士で使うこと」と電池に書いてあります。
先に消耗した方が充電されるので、電池を無駄に使ってしまうし、
過放電してしまうと液漏れするので危険。マンガンならマンガン同士、アルカリならアルカリだけ、充電池なら充電池同士です。
A.放電特性、内部抵抗が違うので
電圧が高い方のアルカリ電池がマンガン電池を充電するような形になり、
早く電池が無くなり、電流が多く流れる消費電力の大きい回路ですと
電池が熱をもち最悪、発火することがあります。ミニ四駆で乾電池の発火事故がありました。
ヤフー知恵袋より
管理人も大好きなヤフー知恵袋にも、同じような質問を複数発見!
そして、回答者がみんな口をそろえて本気で
- アルカリ電池とマンガン電池の併用はダメだよ!
って注意してるではないですか。
いやいや、ミニ四駆の発火事故があるって・・・、大人にとっては「常識」なのかもしれないけど、そうやって知らない子供とかが、ほかの電気機器に対して、同じことをやらないとも限らないってことを考えると、組み合わせでそういう危険性のある電池を、普通に販売するのって大丈夫なんだろうか?っても思ってしまいました。
まぁとにかく結論としては、
- かならずアルカリならアルカリ、マンガンならマンガン
って感じで、統一して電池を使わないとダメだってことですね。
ねこの感想
いや~知らなかったんで勉強になりました。
そして、それと同時に、今日バリカンを
- アルカリ電池 + マンガン電池
っていう組み合わせて使わなくて、ほんと良かったな~って、改めて感じてます。