管理人のねこです。
札幌在住の管理人は毎日仕事の帰り道に、ほぼ必ず近くの常口アトムの傍を通るルートを選択して帰宅してます。
今日も、市内の某常口アトムの前を通り、
- 何、駅から徒歩5分の1LDKでこの値段とか、安くないか?
って感じで、小走りしながら張り紙もチラ見してた感じではあるんですが、そういやあの手の不動産関係の
するわけなのですが、実は慢性的にず~~っと気になってたことがあったんですよね。
不動産物件の所要時間の徒歩〇分って、どういう基準で測ってるの?
それは、徒歩所要時間についてです!
よく、
- 〇〇駅まで徒歩13分
みたいな表示がされてるわけですが、これって距離と違って絶対的な基準ではないと思うんですよね。
- 管理人みたいな、常に早歩きの人間の場合は、13分あれば1キロ以上は歩けるけど・・・
- 腰の曲がったおばあちゃんの場合は、13分あっても300~400メートルくらいしか移動しないだろうし・・・
ってことを考えると、実はこの手の
- 徒歩〇分
っていう表示は、一見わかりやすいようで、そうでもないわけにも思えるわけです。
実際誰かに歩かせてるのかもしれないけど、結局誰が(どのくらいの速さで歩く人なのか)歩くかによって、そんな所要時間なんて簡単に変わると思うし、もっと言うと、信号待ちとかも考慮するなら、どういうルートを選択するかによっても、全然違うわけです。
なんでこのあたりの
- 不動産物件の徒歩所要時間の測り方の基準や、距離への換算方法
ってあたりについて、確認してみることにしました。
実際の距離→徒歩所要時間への算出規則が定められてたんか・・・
徒歩所要時間(とほ-しょよう-じかん)は、不動産関係の広告で表示される物件から駅などの交通機関施設まで歩いてかかる時間のこと。不動産の表示に関する公正競争規約施行規則[1]で算出基準が定められている。
Wikipediaより
で、まずは、
- 不動産 徒歩時間 基準
とかで検索してみたら、なんとウィキペディアの「徒歩所要時間」のページに、思いっきり上記があるではないですか!
分速80m
1分未満の端数は切り上げ
道路距離をもとに計算
起点は最も近い地点
Wikipediaより
更に詳細な規則が上記になるけど、まずは一番大事なのは、
- 分速80m
で換算するってことですね。
これは、
- 健康的なヒールを履いた女性
の平均移動速度(徒歩)が分速80mだってことからこうなってるらしいけど、
- 1キロ移動するのに12.5分
の計算なので、ヒールって言っても、そこまで激遅ではないなって気がしました。
(むしろおばあちゃんよりかは全然速いはずですね、この速さなら)
また、ほかの細かい規則については、
- 1分未満の時間の切り上げすること
- 「地図上の直線距離」ではなく「実際の道路距離」をもとに算出すること
- 大学、病院、公園等の大きな場所との距離を測る時には、起点は「最も近い地点」としてよい
っていうのに加えて、
- 信号待ちの時間は含めない
ってことなんで、特に都会で歩道橋の使用とか、大きな信号待ちが必須なところの物件の場合は、ここには注意しないといけないかもですね。
・不動産情報の徒歩1分は80m
この基準をつくる歳、女性でも歩ける距離ということで、女性がハイヒールを履いて実際に歩いてみた。その結果、1分間に進んだ距離が80mだった。
— 60まめ (@popo605) 2016年11月14日
【ちょこっと不動産用語14】
★徒歩時間★
不動産の広告やサイトに掲載されている徒歩時間は規約が定められており、1分で80mを歩く事が算出基準になっています。駅から~分といった場合は駅から目的地への敷地部分までの徒歩時間となります。— 日本ホールディングス (@n_holdings) 2016年11月12日
徒歩五○分
不動産広告等で見かける徒歩○分
徒歩1分につき80mの距離になるように計算されていてるのじゃが、信号待ちの時間や坂道等は考慮しなくても良い決まりになっているんじゃよ— 雑学を呟くGE2キュウビbot (@kyubi_ge2_bot) 2016年11月21日
や~、管理人は、こんな規則全然知らなかったけど、不動産の世界では常識で、知ってる人は知ってるみたいなんで、また一つ勉強になりましたわ。
ねこの感想
ってことは、
実際に1キロの距離がある場合の不動産物件での徒歩所要時間の表示は・・・
- 1000m ÷ 80(m/分) = 12.5分
なので、「13分」って表示されるわけですか。
これが近いか遠いかは、その人がどれだけ歩くのに慣れてるか次第ですが、小走り&早歩きで移動すれば、10分はかからないはずなので、管理人のように歩くのが早い人の場合は、こういう所要時間っていうのは、少なめに見積もって大丈夫なんだな~って思いました。